命かけ1票、イラク各地で国民の希望の証し

 イラクでの選挙を見ていると、本当に胸が締め付けられるように感じます。


『同投票所で1票を投じた主婦のウンム・タグリードさん(45)は、「繁栄と独裁反対のため、命をかけて投票に来たのよ。新政府にはその意味をかみしめてもらいたい」と強調した。投票前、娘から「危ないからやめて」と反対されたのを押し切って投票したのだという。』


 投票率自体は6割程度だということですが、武装勢力による襲撃の危険性を考えれば
 十分に高い数字だとも言えるのではないでしょうか。
 (一部地域では9割を超える投票率だとも言われています)
 日本での投票率の低さを見ると、情けなくなってきます。
 まぁ、何処かの自治体は住民投票すらせずに市町合併を決めてしまう位ですから、
 政治への無関心が広まるのはしょうがないとも言えるのですが。