<コンゴ民主共和国>国連監視団が性的虐待 買春行為など(毎日新聞)

 軍隊という社会はそもそもが男性に比率が偏重した組織で、不自然な組織です。
 当然至極の結果として性欲処理という問題が遥かに万古から続いています。


 解決策はまぁ、簡単と言えば簡単です。
 ただし、それは飽くまでも現象面であり、今日的に実現できるか、と言われると
 はなはだ疑問です。
 1)定期的に帰郷させる
 2)妻を軍事行動に伴う
 3)公娼(娼婦)を軍事行動に伴う
 4)御稚児を軍事行動に伴う
 5)それ以外の方法で何とかする
 6)女性を買収・略奪する



 1)定期的に帰郷させる
   行軍の為に召集された軍隊に於いては、一般的な方法とは言えません。
   ただ、道義的に考えると一番妥当である気もします。
   古代に於いては、新婚の夫を妻の元に送り返すという事例があったようです。
 2)妻を軍事行動に伴う
   あまり好まれる方法ではありません。
   ただ、防衛用の基地で家族を伴って生活するということはよくあります。
   在日米軍なども、そういう基地があることは周知の通りだと思います。
 3)公娼(娼婦)を軍事行動に伴う
   個人的に率直な感想を申し述べるならば、一番現実的な方法でしょう。
   給与を支払った公娼をきちんと衛生面でも管理すれば性病の蔓延なども、
   効果的に予防することが出来ます。
   (もちろん、公娼は自分の意思で就業した物でなければなりません)
 4)御稚児を軍事行動に伴う
   要するに、男児を使って性欲を処理するという奴です。
   日本の戦国時代などではこれが一般的で、森蘭丸などが有名ですね。
   ……ただ、現代の道徳観念から言えば青少年に対する性的虐待ですが。
 5)それ以外の方法で何とかする
   まぁ、要するに動物にお相手してもらうわけです。
   ポピュラーなところではチンギス=ハーン軍が伴った羊などでしょうが……
   ジュゴン相手や鶏相手など、色々なバリエーションがあるようですが、
   衛生上好ましくありませんね。
 6)女性を買収・略奪する
   今回のニュースはこの事例です。
   戦地に於いて困窮状態にある女性(しかも未成年)を買収するという悪辣な
   仕打ちであり、許されることではありません。
   如何に過去一般的であった方法であるとは言え、現代において、文明国の
   人間が行うべき仕打ちではありえません。


 実際問題として、精神衛生も含めた衛生上の問題を考えると、管理された公娼を
 伴うというのが一番現実的かつ、効率的な方法であると思います。
 そもそも戦争するな、という意見もあるでしょうが、今回の事件は平和維持活動で
 監視活動を行っている部隊で起こっています。平和維持活動をするな、とは、
 わたしはちょっと言えません。


 公娼、などと言うと男女差別論者だと怒られるでしょうが、現実を直視せずに、
 こういった性犯罪を引き起こす事の方が、余程女性に対する冒涜であると思います。
 特に国連主導の平和維持活動などでは男女差別に対する国連の見地から言えば、
 様々な問題もあると思いますが、こういった問題についても議論するべきだと
 私は思います。