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もう、いい加減に止めればいいのに…… と思っているのは私だけではないと
思います。ああ、勿論「NHK VS 朝日」の対決です。
ここまでくるともうメンツの問題しか残っていないんじゃなかろうか、と思う
程に、泥仕合かが進んでおりますが、両者とも一歩も引く気配がありません。
私は実際にその場にいたわけではないのでどちらが真実であるかなどといったことは
一切分かりませんが、一つだけ分かることがあります。こういう泥仕合こそが、
国民から政治に対する興味関心を奪っている、ということです。
何か薄暗いところであったのかもしれませんが、そんなことは表には出てこない。
その点に対して追求するテレビ局も、どうにもいかがわしい手段で論拠を創出して
いるようにも見える。三文芝居も良いところです。
論議すべき「言論の自由」であるとか「言論に対する政治圧力」という高尚な
問題を、低俗な子どもの喧嘩に堕して国民に開陳するというのは、国民の興味関心を
この問題から逸らす為の高度な策略ではないかと勘繰りたくなる程です。
私個人としては、今回の件に関してNHKの動きは明らかに怪しい所があるけれ
ども、それを追求する朝日も十二分に怪しい、と思っております。それ以外に申し
述べる点があるとすれば、「言論の自由は大切」といったところでしょうか。
伝えるべきニュースはたくさんあるはずなのに、その貴重な時間を無駄に浪費する
真似だけは早急に止めて頂きたいものですが。