古本屋



久方ぶりの活字中毒熱に浮かされて古本屋巡りに出かけて参りました。
特に目当ては無いものの、古本屋の100円コーナーをウロウロとしておりますと、とある小説の1巻が。
この作品、以前から読みたくはあったのですが、続き物で三巻完結。一巻だけ買って帰るのも忍びなく、さりとて100円の出物は滅多に無い。暫く悩んでいたのですがこのままでは埒があかぬと断腸の思いで諦め、渋々と古本屋を後にしました。
天気も良かったのでたまには別の道から帰るべぇと思い、ふらふらと原付を転がしておりますと、なんとブックオフが。そういえばこんな所にもあったなぁと思って100円コーナーを覗くと……
ありました。例の小説の第二巻。今回は二巻だけかと思いつつ、流石に二巻だけ買うのはアホらしいと思って他の本を買って店を後にしました。
まぁまぁの収穫にほくほくしていると、目の前に行きつけのブックオフが。そういえばここ数日ご無沙汰だったなと思って覗いてみると……
なんと、一巻と三巻だけが置いてある。さっきの店で二巻を買っていればここで揃う筈だったのに……
本来ならば原付を駆って二軒目に戻る所ですが、なんとも切ない気分になったのでそのまま家に帰りましたとさ。チャンチャン。








【今日の読書】
神林長平戦闘妖精・雪風<改>』ハヤカワ文庫,2002
神林長平『グッドラック 戦闘妖精・雪風』ハヤカワ文庫,2001
火浦功『日曜日には宇宙人とお茶を』ハヤカワ文庫JA,1984
火浦功『幸せの青い鳥』ハヤカワ文庫JA,1983
火浦功『お前が悪い』角川文庫,1985