大学生活最後の講義



今日、大学生活最後の、そしてひょっとすると人生で最後となる講義を受けて
きました。
真面目に講義を聞くなんて久しぶりでしたが、面白い講義でした。


本を読んで得ることの出来る知識と、講義で得られる知識は異なるものです。
人間という名の情報サーキットを通して紡がれる生の言葉は、心に深沈し、
ニューロンに絡みつき、気付かぬ内に自分を構成するように感じます。


もちろん、本には本の良さがありますが、講義には講義の良さがあるというの
も、この時期になって思います。
私は講義から多くのことを得たからこそ、今ここに私として在るのだな、と
思います。


このページを閲覧している人の中に、まだ大学の講義を受ける機会のある人が
もしいたら、お願いします。真面目に受けろとは恐れ多くて言えませんが、
何か一つでも良いので、講義から得られるように努力して下さい。
本は大学を卒業しても読めますが、講義はそうは行きません。
だから、お願いします。
授業中にノートに落書きをしたり、
語学の宿題をしたり、
世界観設定を書き連ねたり、
今やっているゲームの攻略法を考えたり、
そういうことをするのは止めません。
ただ、
何かを学び取ってください。
貴方がそこにいるということは、誰かが大学に行けなかったということを、
忘れないで下さい。
お願いです。






さて、今日講義中に書いた世界観設定、今日中に整理しないとなぁ……